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ブエルタ第16ステージでロラン5位。新城幸也「チームとしては良い展開」

レース
元チームメイトと談笑しながらスタートを待つ新城 Photo Miwa IIJIMA


ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージで、チーム(ヨーロッパカー)から逃げに乗ることを命じられていた新城幸也。だが、スタートと同時に飛び出した5人の逃げに、ツール・ド・フランスで山岳のエースとして走ったピエール・ロランが入り、あっさりと逃げグループの形成に成功。後続から追いついた4人が合流し、9人の逃げグループとなる。

 
最後の激坂区間に入るピエール・ロラン Photo Miwa IIJIMA


どのチームも連日の激しいアタック合戦とタフなコースから疲れが見え、メイン集団は一気にスローペースに。最大20分以上のタイム差が開いた逃げグルーブでは、最後の超級山岳に入る前から遅れる選手が出始め、ロランも残り26km地点で脱落。

逃げグループから生き残ったのは2人。ゴールまで残り3kmの激坂区間に入り、終始積極的に攻めていたフランク・シュレク(トレック・ファクトリーレーシング)が、ベテランの意地を見せ独走優勝を果たした。

ロランもあきらめずに粘って5位でゴール。新城は29分05遅れの大集団でゴールした。

 
ゴール後、チームバスの停まっている麓に下るため、防寒ウエアを着込む新城 Photo Miwa IIJIMA


新城は「チャンスがあれば逃げたかったけど、スタートからピエールが逃げに入ったので、チームとしては良い展開。後続集団はスローペースだったからもっと前でゴールできたけど、集団の1級山岳で集団が中切れ(分断)してしまって後ろに取り残された。各チーム、各選手がギアの選択に悩んだステージだったと思う。明日はとにかくゆっくり休んで回復に努めます。」と、コメントした。

レース後に約300kmの移動を終え、深夜ホテルに入るという過密スケジュールで、さすがに疲れが隠せないが、9月8日の休養日後から始まる最終週は最高のコンディションで臨みたいところだ。

【text&photo:Miwa IIJIMA】