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カンチェッラーラが世界選欠場! 2015シーズン終了を決断

レース
ブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)をウイルス性胃腸炎のため第3ステージでリタイアしたスイスのファビアン・カンチェッラーラ(トレック)が、2015年のシーズンを終了する決断を下したと発表した。これにより、彼は今月米国のリッチモンドで開催される世界選手権を欠場することになった。

「肉体的には、僕はおそらく続けることができて、世界選も走れるだろう。けれど肉体をコントロールするのは精神であり、今シーズンのローラーコースターのような出来事のあとで、もう一度完全に復帰する意志を持っていない。集中力の問題だ」

「1シーズンの間に1度のひどいケガを取り扱うのは容易なことではない。それを僕は今年、もう2度もやらなければならなかった。それは精神的に非常に努力することが必要で、エネルギーを消耗させられる。1シーズンに3度も復活するだけのバッテリーはもう残ってないよ」と、34歳のカンチェッラーラは説明している。
(http://www.trekfactoryracing.com)