キャノンデール 2016年モデル「CAAD12」アルミロードの新時代へサイクルスポーツのニュース

「CAAD」ロード乗りならこの名前に期待せずにはいられない。30年にわたって積み重ねられてきたキャノンデールのアルミチューブは、ついにその世代を表す数字が「12」に到達した。ニューモデルは超軽量、高剛性でありながらスムーズで、アルミニウムとして高いパフォーマンスを実現。これまでで最高のアルミバイクという表現ではなく「新時代の幕開けという表現がふさわしい」とまでキャノンデールは言い切る。

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フレーム、フォーク、コンポーネント（クランク、シートポスト）はすべて進化し、スタートフォームアロイ構築技術も前進した。CAAD12のシステムはトレードマークとも言える剛性とともに軽量化と快適性をも組み込んでいる。
デザインし直したSmartFormed 6069 alloyフレーム、一体化したカーボンSPEED SAVEフォークと新しい25.4mmシートポストは、CAAD10の時点で200gの軽量化を実現。さらなる軽量化は、デザインを一新したホログラムSiクランクセットで行なわれ、CAAD12 complete systemでは数百グラム減量した。

加速とハンドリングのキレを向上するため、広いBB30aボトムブラケットシェルを採用。非対称の大型チェーンステーとシートチューブはBBの重量に対する剛性を13％向上。アワーグラス型のヘッドチューブとトップチューブ、ダウンチューブはヘッドチューブの重量に対する剛性を10％向上した。
新しいSPEED SAVE フォークはCAAD10に比べ、10％コンプライアンスを向上。もっとも印象的なのは、SPEED SAVEリヤトライアングルのチューブの形。縦方向のコンプライアンスを50%向上した。SPEED SAVEマイクロサスペンションシステムは、コントロール性、快適性をアルミのシャシーでは想像もできないほどのレベルに達した。
CAAD12は真に最高のアロイレースマシンであり、アルミの新時代の到来を告げる。

キャノンデール副社長・Scott Rittschof氏のコメント

メタルとのユニークな関わり方を見つけました。３世代前からハイパフォーマンスのアルミモデルを追求し続け、どのCAADもアルミのテクノロジーを体現してきました。CAAD12はめざましい発展を遂げ、人々が考えるアルミのパフォーマンスという概念を大きく変えてしまったのです。

CAAD12フレームセット：16万5000円
ブラックインク:：59万円
アルテグラ完成車：30万円
105ディスク完成車：26万円
105完成車：21万円
（価格はすべ税別）