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ランディスがドーピングの事実を認める!

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米国のフロイド・ランディスが5月20日、ドーピングをしていたことを認めるメールを自転車競技関係者に送ったと、米国のウォール・ストリート・ジャーナルが報道した。このメールのなかでランディスは、2002年からドーピング薬物を使用していた事実を認めただけでなく、元チームメートのランス・アームストロングを含めた他のトップ選手たちもドーピングをしていると告発し、世界中に衝撃を与えている。

ランディスは2006年のツール・ド・フランスで総合優勝したが、直後に大会中行われたドーピング検査でテストステロンの陽性になった。このとき、彼自身はドーピングの事実を否定して法廷で争ったが、1年以上に渡る調査の結果、陽性は確定。ランディスは2年間の競技停止処分を受け、ツール総合優勝は剥奪されている。昨年処分を終えたランディスは米国のローカルチームで現役復帰。今日までドーピングの事実は否定しつづけていた。