フォーカス、カチューシャのテクニカルスポンサーに！

ドイツのバイクブランド「フォーカス」がロシアのチーム「カチューシャ」にバイクを提供するテクニカルスポンサーとしての３年契約を結んだ。

フォーカスの最高経営責任者マティアス・シドラーとチームカチューシャのマネージャー、アンドレイ・チミルは、いくつかの話し合いと交渉を経て、最終的に合意に達した。2010年の8月初めまでにチームを世界ランキング３位まで押し上げたチミルの目標は、確実に世界最強チームを育てることである。この目的を達成するために、今後３年間“ドイツ製”の高い品質を誇るフォーカス製最新型バイクを選択した。スポーツバイクの発展に尽力するフォーカスも過去２年間、世界の重要なレースで活躍してきた。ドイツチーム、ミルラムとのパートナーシップは国際的な市場への道を切り開いた。今、シドラーとフォーカスはこの道をより広く切り開くことを切に願っている。

共にチームを「創り上げる」ため、フォーカスは2011年に向け、中心選手をロシアから呼ぶことに同意した。2009イタリアチャンピオンであるフィリッポ・ポッツァート、今年のツールの山岳ステージで、先頭を走るコンタドールとシュレックに果敢に挑むことができた唯一のライダー、スペインのホアキン・ロドリゲスもカチューシャで引き続き走る。

カチューシャは来シーズンより、フォーカス イザルコ カチューシャでステージレースとワンデイレースに参戦する。最新の情報によると、イザルコフレームにプロロゴ、シュラム、コンチネンタル、FSAがアッセンブルされる予定。フレームはチームカラーであるレッド、ブルー、ホワイトに塗られる。その中でもレッドは、ジャージとマシンに共通する主要カラーとして将来的にフォーカスのイメージカラーとマッチさせていく。

タイムトライアルでは、TTマシン作りの権威であるアンドレアス・ウォルサーとのコラボであり、最新カラーをまとったフォーカス イザルコ クロノを使用。

コンチネンタルとU23チームはフォーカス・カヨをチョイス。長年にわたりスポーツ自転車界を担う存在であるフォーカスとともに、カチューシャにはプロジェクトを将来的にＭＴＢやシクロクロスにまで広げる意向がある。

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