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J SPORTSがさいたま市で2014年ツールのルートプレゼンテーションを開催

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さいたまクリテリウムbyツールドフランスを翌日に控えた埼玉県さいたま市で、J SPORTSが来年のツール・ド・フランスのルートプレゼンテーションを行なった。

さいたまクリテリウムbyツールドフランスで来日しているコースディレクターのジャンフランソワ・ペシュー氏が、来年のコースを1ステージずつ丁寧に紹介し、さらにツールで5勝しているフランスの英雄、ベルナール・イノー氏が解説を付け加えるという、とても贅沢なルートプレゼンテーションだった。

さらに、翌日のさいたまクリテリウムbyツールドフランスで主役となる選手たちも来場。来年のツールのコースの印象や目標などを語ってくれた。

J SPORTSでは2014年も全21ステージを生中継する。 http://www.jsports.co.jp/cycle/

 

■司会を務めた宇都宮ブリッツェンの栗村修監督とフロラン・ダバディ氏

 

■コースディレクターのジャンフランソワ・ペシュー氏と、ツール5勝の英雄ベルナール・イノー氏の絶妙なかけ合いが面白かった

 

■来年のコースで、あなたならどこで仕掛けるかと聞かれたイノー氏は「石畳だよ!」と、答えていた

 

ルートプレゼンテーションにはコスタ、フルーム、サガン、キッテルが来場!

■フルーム選手:ツール・ド・フランスはプロ選手として最大のゴールであるべき。ディフェンディングチャンピオンとして、母国イギリスからスタートするコースが設定されているのは光栄だ。フランスにもイギリス人が大勢観戦に来るようになったし、2014年はより多くのファンが観にきてくれることを願っている。

■サガン選手:第1ステージは取りたいが、何が起こるかわからないのがツール・ド・フランスだ。

■コスタ選手:ランプレへ移籍するので、エースとしてがんばりたい。(アルカンシェルがツールで優勝したことはありましたか?の質問に)たぶんないので、優勝したい。

■キッテル選手:第1ステージを2年連続で狙う。サガンはいいライバルだし一緒にがんばって、いつかマイヨベールを取りたい。

 

■2009年のツール・ド・フランス出場経験がある別府史之選手は、2014年トレックの新チームへの移籍が決まっている。

「さいたまクリテリウムbyツールドフランスでそうそうたるメンバーと一緒に走れるのはうれしい。来年のツールにはぜひ出場したいし、10年前と比べて日本の状況も変わってきているので、自分ががんばることで変えられることがあると信じている」

■ヨーロッパカーとの契約を延長した新城幸也選手。

「2014年は良いコースで、石畳も横風も山岳もあって とても楽しみ。唯一残念なのは、自分が住んでいる県を通過しないこと! ヨーロッパカーのプロツアー昇格については11月4日に結果が出るが、たぶん大丈夫だと思う」