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4/1~4/3 第24回高崎映画祭 自転車映画特集

イベント

2010年で24回を迎える高崎映画祭では、3月27日から4月11日までの16日間で63本の映画を上映する。期間中「知られざるサイクルロードレースの魅力」と題して自転車レースに関連する映画を特集上映することが決定した。4月1日から3日までの3日間、自転車レースにかかわる映画5本を特集上映する。ドキュメンタリーやアニメーションなど、サイクルロードレースを見る喜びをたっぷり味わえる作品ばかりだが、注目はヌーヴェルヴァーグの名匠、ルイ・マル監督が1962年に製作した『ツール・ド・フランス、万歳!』。2009年11、12月に銀座のメゾンエルメスでのみ上映された作品を、エルメス ル・ステュディオの協力を得て高崎映画祭でも上映することになった。春のクラシックレースシーズンたけなわの4月初め、劇場のスクリーンでサイクルロードレースの新たな魅力を発見しよう。

上映作品
『マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会』
(監督:ペペ・ダンカート 2004 ドイツ2h03)
*開催100周年を迎えた2003年のツール・ド・フランス。ドイツのチーム、テレコムの選手とスタッフを中心にレースを紹介する。
『ベルヴィル・ランデブー』(監督:シルヴァン・ショメ 2002 フランス=ベルギー=カナダ 1h20)
*ツール・ド・フランスに出場したシャンピオンはレース途中で何者かに誘拐されてしまった。彼を自転車選手に育てたおばあちゃんは、愛犬と3人の老女を伴い海をわたって捜索の旅に。ミュージカル仕立てのアニメーション。
『行け、ラペビー!』(監督:ニコラ・フィリベール 1988 フランス 0h27)
*1937年ツール・ド・フランスの総合優勝者ラペビー。77歳になっても自転車に乗り、"自分自身より自転車を愛している"と語る晩年のラペビーの姿に、自転車とともに生きた人生の幸福を感じる。
『茄子 アンダルシアの夏』(監督:高坂希太郎 2003 日本 0h47)
*ブエルタ・ア・エスパーニャに出場したペペは、成績不振によりチーム解雇の危機にあった。アンダルシアの大地を走るペペの脳裏をさまざまな思いが駆け巡るが、アクシデントによってレースは思わぬ方向へ・・・。
『ツール・ド・フランス、万歳!』(監督:ルイ・マル 1962 フランス 0h18)
*ヌーヴェルヴァーグの名匠ルイ・マルによるドキュメンタリー。レース中の選手たちや、お祭り騒ぎにうかれる開催地の人々など、現在にくらべてのどかな一面も見せる約半世紀前のツール・ド・フランスの記録。

4/1
(木)
15:00
『ベルヴィル・ランデブー』
『ツール・ド・フランス、万歳!』
17:30
『行け、ラペビー!』
『茄子 アンダルシアの夏』
19:30
『マイヨ・ジョーヌへの挑戦
ツール・ド・フランス100周年記念大会』
4/2
(金)
11:00
『ベルヴィル・ランデブー』
『ツール・ド・フランス、万歳!』
13:30
『マイヨ・ジョーヌへの挑戦
ツール・ド・フランス100周年記念大会』
16:30
『行け、ラペビー!』
『茄子 アンダルシアの夏』
4/3
(土)
11:00
『行け、ラペビー!』
『茄子 アンダルシアの夏』
13:30
『ベルヴィル・ランデブー』
『ツール・ド・フランス、万歳!』
16:00
『マイヨ・ジョーヌへの挑戦
ツール・ド・フランス100周年記念大会』


※『ベルヴィル・ランデブー』『ツール・ド・フランス、万歳!』と『行け、ラペビー!』『茄子・アンダルシアの夏』
はそれぞれ2本立て上映です。

会場:シネマテークたかさき
入場料:当日鑑賞券 一般1,200円 シニア1,000円
前売鑑賞券 1,000円(上映会場、群馬県内プレイガイド、チケットぴあにて2月20日より3月26日まで販売)

第24回高崎映画祭
http://www.wind.ne.jp/tff/