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【速報】 マキュアンがオーストラリアの新生チームと契約

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オーストラリアのロビー・マキュアン(チームカチューシャ)が、母国初のプロツアーチームを目指すペガサス・スポーツと来季の契約を結んだと、9月9日にみずからのツイッターで発表した。

ペガサス・スポーツは、今季フライVオーストラリアという名称で、コンチネンタルチームとして活動しているオーストラリアのチーム。8月中旬に国際自転車競技連合(UCI)が来季のプロツアーライセンス申請状況を発表したとき、リストに入っていてにわかに脚光を浴びた。来季の冠スポンサーはまだ発表されてなく、母体名のペガサス・スポーツでライセンスを申請中だ。しかし、7日にガーミン・トランジションズのスベン・タフトが最初の契約を交わしたニュースが流れた際、すでにマキュアンを獲得できるだけの莫大な運営費を持っていると噂されていた。

今季でロシアのチームカチューシャとの契約が切れるマキュアンは、現在38歳。契約更新については8月のエネコツアー終了後に、マネージャーのアンドレイ・チミルと話し合うと語っていたが、残留が濃厚だと報じられていた。しかし、母国のチームで競技人生を終える道を選んだようだ。「(マネージャー)のクリス・ホワイトとは20年来の友達で、今のスタッフや選手たちもよく知ってる。カチューシャは素晴らしい経験だった。最後まで100%ベストを尽くし続ける。でもボクは、プロとして17年目になる2011年のことにもすでに注目しているんだ」と、マキュアンはベルギーのTV局に語っている。

注目されるのは、タフトやマキュアンの加入によって、ペガサス・スポーツが来季のプロツアーライセンスを獲得できるかどうかだ。ライセンスの空きは8枠しかないが、現在更新と新規を合わせて14チームが申請中だ。ライセンス発給の暫定リストは11月20日に発表される。(http://www.pegasusracing.com.au/)