UCIワールドランキング2010(7/26付)
国際自転車競技連合は、ツール・ド・フランス終了後の7月26日に、最新のUCIワールドランキングを発表。ツールで総合優勝したスペインのアルベルト・コンタドール(アスタナ)が、4位からトップに躍り出た。2位はホアキン・ロドリゲス(チームカチューシャ)、3位は首位から陥落した世界チャンピオンのカデル・エバンズ(BMCレーシング)だった。ツールで総合2位になったルクセンブルクのアンディ・シュレック(チームサクソバンク)は、57位から6位にジャンプアップした。世界選手権の参加人数に影響する国別ランキングでも、シュレックのルクセンブルクは13位から7位に上がっている。
●ワールドランキングの配点...ツールの総合成績は、1位から20位までにポイントが与えられる。1位は200pts、2位150pts、3位120pts、4位110pts、5位100pts。ツールは総合5位でもミラノ・サンレモやパリ・ルーベで優勝したのと同じポイントが与えられる。区間成績は5位までで、1位20pts、2位10pts、3位6pts、4位4pts、5位2pts。ツールはジロやブエルタよりも配点が高い。
UCIワールドランキング2010(7月26日付)
■個人ランキング
1 アルベルト・コンタドール(アスタナ/スペイン) 482pts
2 ホアキン・ロドリゲス(チームカチューシャ/スペイン) 398pts
3 カデル・エバンズ(BMCレーシング/オーストラリア) 390pts
4 フィリップ・ジルベール(オメガファルマ・ロット/ベルギー) 304pts
5 ルイスレオン・サンチェス(ケスデパーニュ/スペイン) 283pts
6 アンディ・シュレック(チームサクソバンク/ルクセンブルク) 258pts
7 ファビアン・カンチェッラーラ(チームサクソバンク/スイス) 250pts
8 サムエル・サンチェス(エウスカルテル・エウスカディ/スペイン) 233pts
9 ロベルト・ヘシンク(ラボバンク/オランダ) 225pts
10 アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ/カザフスタン) 223pts
■国別ランキング
1 スペイン 1528pts
2 イタリア 856pts
3 ベルギー 849pts
4 オーストラリア 723pts
5 米国 568pts
6 ロシア 423pts
7 ルクセンブルク 398pts
8 スイス 355pts
9 ドイツ 343pts
10 カザフスタン 340pts
■チームランキング
1 アスタナ(カザフスタン) 884pts
2 チームサクソバンク(デンマーク) 788pts
3 チームカチューシャ(ロシア) 709pts
4 リクィガス・ドイモ(イタリア) 634pts
5 オメガファルマ・ロット(ベルギー) 621pts
6 ラボバンク(オランダ) 605pts
7 チームHTC・コロンビア(米国) 595pts
8 チームレディオシャック(米国) 562pts
9 BMCレーシングチーム(米国) 553pts
10 ケスデパーニュ(スペイン) 506pts
(http://www.uci.ch/)