ニュース

6/6 全日本学生選手権 個人ロードレース大会(長野県)

レース

 

日本学生自転車競技連盟(学連)が主催する全日本学生選手権個人ロードレース大会が、6月6日に長野県大町美麻の特設コースにて行なわれる。6年前から長野県の木祖村奥木祖湖周回コースで行なわれていたが、コースが土砂災害のため使用できず、3月に急遽変更されての開催となる。大町美麻のコースは、2年前は全日本大学対抗選手権大会(インカレ)、昨年はJサイクルツアーが行なわれた。男子は1周12.6kmを13周する163.8kmで競う。(女子レースは参加者が少なかったためレースキャンセル)

155名がエントリーしている本大会の優勝争いは、今年のUCIアジアツアーにおいて学生として群を抜いた成績を残している、西薗良太(東京大学)と内間康平(鹿屋体育大学)の2名が筆頭だ。西薗は、5月に行われたツアー・オブ・ジャパン(UCI2.2)において、学連選抜ジャパンチームのエースとして総合11位(日本人4位)という好成績を納めた。特に、昨年このコースで行われたJサイクルツアー大町美麻においても、実業団プロ選手を相手に2位という成績を納めている。昨年のインカレロードは狙い通りに優勝したが、学生ロードの2大タイトルである本選手権では入賞経験が無く、当然優勝を狙ってくるだろう。

内間も4月に行われたツアー・オブ・タイランド(UCI2.2)では、3日連続100km以上の逃げに乗り、第5ステージではステージ優勝と、総合リーダーも獲得した。最終的に総合7位という成績だったが、積極果敢な走りは高く評価された。先週のツール・ド・熊野(UCI2.2)でも毎ステージ積極的に逃げを決め、山岳賞2位も獲得している。

その他、昨年の本選手権覇者で西薗と共にツアー・オブ・ジャパンに出場した木守望(京都産業大学)や、U-23日本代表として内間と共にツアー・オブ・タイランドやツール・ド・台湾に出場した越海誠一(日本大学)らの走りにも注目だ。

スタートは6日(日)の8時。大会会場やコースは大会専用HP http://www.jicf.info/kozinroad.html でご確認下さい。


 

昨年度本選手権覇者の木守望(京都産業大学)

写真・日本学生自転車競技連盟

昨年インカレロードを制した西薗良太(東京大学)

写真・日本学生自転車競技連盟