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カレラ第3のエアロロード「TD01-エア」ほか、2018年モデルを発表

昨年に続いて、カレラが日本で世界に先駆けてニューモデルを発表。ロードバイクに特化したメーカーだからこそのこだわりを盛り込んだ最新モデル達を紹介する。今年もクラウディオ・キャプーチ氏が来日。ほか、セールスのトップであるマルコ・カンパニョーニ氏、そして創業者ダビデ・ボイファヴァ氏の息子であるシモーネ・ボイファヴァ氏も来日した。
text&photo:中島丈博

第3のエアロロード「TD01-エア」

カレラ2018年の新型はTD01エアだ。AR-01、エラクルエアーに次ぐ3つめのエアロロードとしてカレラのラインナップに加わる。AR01がトッププロ向けの高剛性モデルであるのに対して、TD01エアはより幅広い層に対して扱いやすいモデルになるように設計された。実際にAR01に乗る元プロ選手のクラウディオ・キャプーチ氏いわく「AR01はプロ仕様に仕上がったフレーム。そのパフォーマンスを最大限引き出すには、ライダーにもそれなりのスキルが求められるモデルだと思う」。とのこと。

TD01エアは「細めのシートステーに、振動吸収を優先したカーボンレイアップを採用。ダウンチューブ、シートチューブはカムテール形状を採用している。空力を優先した場合は翼断面形状を採用することもできるが、ロードバイクはトータルバランスが大切。剛性、ハンドリングなども含めてベストなチューブ形状している。

チェーンステーはホイール側にボリュームをもたせた形状で、リヤからの快適性向上に一役買っている。BBにはプレスフィットタイプを採用した。スレッドタイプに戻しているメーカーもあるが、動力伝達性能ではプレスフィットのほうが優れている」。とは、マルコさんの言葉だ。
 
空気の抜けをよくすべく、タイヤとのクリアランスを大きく取ったシートステー
特徴的な断面形状を持つチェーンステー
BBはプレスフィットタイプを採用
カムテール形状のダウンチューブ。エアロロードのセオリーだ
すでにラインナップにおいて、エアロロードを2モデル展開しているカレラ。なぜさらにもう1モデル追加したのか気になり、マーケティング担当で創業者ダビデ・ボイファヴァ氏の息子シモーネ・ボイファヴァ氏に聞いてみると「確かに、米国ブランドのラインナップを見てみると軽量モデル、エアロロード、エンデュランスロードと多くのカテゴリーをラインナップに持っています。ですが、カレラは小さな会社でしかもロードバイクに特化したブランドです。そうやってロードレースの歴史一端をになってきました。だから、ロードに特化したラインナップをより細かく展開していくことにしたのです。トレンドであるエアロロードのラインナップをより充実させることで、ユーザーのニーズに対して細やかな選択肢を提供することができます。今回発表したTD01エアは、ミドルレンジのエアロロード。AR-01、エラクルエアでは剛性がありすぎたり、価格が高いと感じていたユーザーにおすすめのモデルになります」。とのことだ。

シモーネ氏自身も6歳から自転車に乗り始め、ロードのプロ選手として活躍した。またカレラがサポートしてきた多くのプロ選手との交流から、いいロードバイクとは何かを肌で感じてきた。今後カレラは若手選手を育成し、一般のライダーにはプロのバイクがもつフィーリングを感じてもらえる製品作りを目指している。


・TD01エア
フレームセット価格/24万円
サイズ/XS、S、M、L、XL

エアロロード+ディスクブレーキ AR-01ディスク&エラクルエアディスク

AR-01ディスク
エラクルエアディスク
TD01-エアの話の中にも登場した、既存のエアロロードモデルから紹介するのはディスクブレーキを搭載した「AR-01」と「エラクルエア」だ。どちらもノーマルリムブレーキ、ダイレクトマウントブレーキ、ディスクブレーキからユーザーが好みのタイプを選択できる。ディスクブレーキモデルは、それ専用にフォークとリヤエンド回りの積層を変更して、ディスクブレーキの制動力を十分発揮できるようにアレンジしてある。


・AR-01ディスク
フレームセット価格/47万円(税抜、リムブレーキモデルは税抜45万円)
サイズ/XS、S、M、L、XL

・エラクルエアディスク
フレームセット価格/34万円(税抜、リムブレーキモデルは税抜32万円)
サイズ/XS、S、M、L、XL
AR-01、ディスクブレーキ用に強化されたリヤエンドまわり
ブレーキタイプは3タイプから選ぶことができる。ダイレクトマウントの場合はシートステーもしくはBB下にするか選べる
エラクルエアー、シートステーの上部はボリュームがありリヤの剛性を確保
AR-01ディスク同様、ブレーキキャリパーまわりはカーボンの積層を変更している

ER-01ディスクも登場

ER-01ディスク
昨年発表されたER01にもディスクブレーキ搭載モデルが登場。エンデュランス向きということで、リーチを小さく、スタックを大きく。上半身があまり伏せないポジションを可能とし、首回り、肩周りの負担をへらしたイージーライドが可能となる設計になっている。またロングホイールベースとすることで、安定性を確保している。チェーンステーも長い。フラットマウントブレーキキャリパーに前後スルーアクスルというトレンドを押さえた仕様だ。展示車にはカンパニョーロ・ゾンダディスクを装備。


・ER-01
フレームセット価格/12万8000円(税抜、リムブレーキモデルは税抜9万8000円)
サイズ/XXS、XS、S、M、L、XL
快適性を高める設計のシートステー。レーシングモデルと比べるとホイールベースは20mm長い
ダウンチューブは、上部は縦につぶされた形状でBBに近づくにつれて横に広くなる形状に変化する

シクロクロスバイク カレラCX

カレラCX
ベネルクス諸国からの大きなニーズがあるということで、シクロクロスバイクをリリース。前後スルーアクスルを採用し剛性を重視した作りになっている。シートステーとタイヤのクリアランスを大きく取り、泥詰まりしづらいようにしている。ブレーキはディスクブレーキのみ対応。


・カレラCX
フレームセット価格/19万円
サイズ/52、54、56、58、60

問い合わせ先

カレラ(ポディウム)
http://www.podium.co.jp/carrera/