和田やずかのツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 2014　第18ステージ

ツール・ド・フランス第18ステージは、ポーからオタカムまでの145.5kmという比較的短いコースで行なわれた。表彰台をねらう選手にとっては、気の抜けないステージだ。

ピレネーの名峰、ツールマレー峠に一番はじめに現れたのは、ニエベ（スカイ）とカドリ（AG2R）。

山頂をカドリが先行してジャック・ゴデ記念賞を、残り12km地点からアタックしたニエベは敢闘賞を獲得した。

マイヨ・ジョーヌのニバリ（アスタナ）をマークする、マイヨ・アポアルージュ（山岳賞）のマイカ（ティンコフ・サクソ）。

区間２勝を挙げているマイカも、この日のニバリの独走にはまったく付いて行けず。

ステージ３位で山岳賞はキープした。

山岳ステージをすべて乗り切り、マイヨ・ベールを確定させたサガン（キャノンデール）。

集団のなかで目立つチャンスはなかったが、３日後にはシャンゼリゼの表彰台が待っている！

1975年生まれ・千葉県出身。

97年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影。

代表作にエウスカルテルチームに帯同した写真集「R」「ｆ」「S」がある。

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