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あなたの「?」に答えます! スポーツバイク入門塾! part2

スポーツバイクでの遊び方が知りたい。ロードバイクに少し抵抗があるけれど挑戦してみたい。クロスバイクがいいなと思っているので、まずは体験してみたいという人。しかも、同時にきれいになれる!そんなお得なイベントがあるんです。

 

text●ナカジ photo●岩崎竜太

part 2ではジャイアント主催のイベント「大阪ガールズランチライド」で自転車の乗り方を学んできた

 

日本初の女性専門スポーツサイクルストアであるリブ/ジャイアント(Liv/giant)大阪。同店がビギナー女性のために手掛けるイベント「大阪ガールズランチライド」。お店を発着点に大阪市内を30kmほどサイクリングする。その最中にスポーツバイクについての基本的な知識や技術を学べて、走りながらシェイプアップできるポイントも教えてもらえる。おまけに、おいしいランチも食べられるというお得なイベントだ。

 

 

今回、志磨子がこのイベントに参加。一緒にノウハウを勉強してきた! スポーツバイクを買ったけど、走る場所がわからない。 購入前に、スポーツバイクの魅力を体験したい! キレイになりたい! そんな人にお勧めだ。

 

 

講師をつとめるのは、MTBワールドカップに日本人として初めてフル参戦を果たした伝説のライダー檀拓磨。現在は信州の地で「CLUB3719(ミナイク)」という会員制ネイチャークラブを主宰。自ら様々なイベントを手掛けるなか、自転車で女性を美しくする講座「サイクル&ビューティープラス」が好評だ。

ビギナー女性は、まずはここをチェック!

 

スポーツバイクはなんといってもフィッティングが大切だ。せっかくのバイクやヘルメットも体にフィットしていなければ、走りを楽しめない。

 

■サドルの高さ

まずはサドルを座ってまたいだときに、両足の裏が地面にべたっと着いてしまうほど下げる。スポーツバイクのベテランからすれば低すぎると感じるセッティングだが、安心感のある高さから徐々にスポーツバイク特有の前傾姿勢に慣れていくのだ。

 

■ヘルメットのかぶり方

はじめてヘルメットを見た人の中には「どっちが前?」と思った人もいるのではないだろうか? カチカチとサイズを調整するアジャスターバンドが付いている方が後ろ側になるようにかぶる。かぶる深さは、ヘルメット下側のラインが眉毛の上くらいになるようにする。ストラップの締め具合は、あごの下に指が2本重ねて入るくらいの長さに調節。顔を上下に動かして苦しくないか確認しよう。

 

・写真中:間違ってます!

 

・写真下:OKです!

 

乗り方、走り方にもコツがあるんです

 

もちろんスポーツサイクルも一般車と同じ自転車なのだが、よりスピーディに走るために特化しているので、乗り降りやブレーキング、変速など、乗り方の基本的な部分から違いがある。習うより慣れろ、だけどまずはやってみよう。

 

■スポーツサイクルの乗り方

スポーツサイクルのトップチューブ(フレーム上側のパイプ)は高い位置にあるので、一般車の様にサドルの前でまたぐとフレームに足を引っかけて転ぶことがある。また、本来はサドルが高めなので、停車時にサドルに座るのは安定が悪い状態となる。

 

1. 自転車の左側に立ち、両手でハンドルを握った状態から、右足でキックするように後輪の上をまたぐ。他人を蹴らないよう必ず周りを確認してからにしよう。

 

2. サドルに座るのではなく、サドルの前方でトップチューブをまたぐ。これが安定した停止状態。

 

3. 走り出すときは、片足をペダルに乗せて踏み込むことでバイクが走り出して安定するので、もう片方の足をペダルに乗せるのと同時にサドルに座る。

 

 

 

 

■ブレーキのかけかた

スピードを調整するときも、止まるときも、左右のレバーを同時に握って、前後ともブレーキをかけよう。一般車に比べて効きが強いので、ガツンと握らずにジワ~っと効かせるイメージで。そのため、レバーを引く指は人差し指、中指の2本で充分。小指と薬指はしっかりとハンドルを握り、親指はハンドルから手が外れないようハンドル手前側に掛けよう。

 

■スポーツサイクルの止まり方

ブレーキをかけて車体が止まったら、右足をペダルに乗せたままで、左足とお尻を同時にペダルとサドルから外して、車体を左に傾けながら左足をやや前方にべたっと着地させる。この時、車体が止まりきるまでサドルに腰掛けていること。止まる前にサドルからお尻を外すと、下り坂などで転倒することがあるので注意。また、着地するのは本来は左右どちらでも良いのだが、車道走行を前提に路肩側、すなわち左足を着くことを日本国内では推奨する。

 

■変速方法

変速段数が一般車にくらべてとても多い。ざっくり言うと、ペダル側のギヤを大きくするとペダリングが重くなる。逆に後輪側のギヤを大きくすると軽くなる。ロードバイクは前ギヤが2枚で後ギアが8~11枚、クロスバイクは前ギヤ3枚で後ギア7~10枚が一般的だ。ビギナーは、ロードバイクなら前ギヤを内側の小さい方に、クロスバイクなら真ん中のギヤにして、まずは右手側の変速レバーで後ろのギヤだけを変速して慣れていこう。また、走り出す前には後ギヤを真ん中あたり、8枚なら4枚目あたりに。走り出したら積極的に変速してペダリングが重くなったり、軽くなったりするのを体感してみよう。

 

ハンドルに付いた変速レバーの操作は、大きいレバーを押し込むとギヤが大きい側に変わり、小さい方のレバーを押す(機種によっては引くものも)と小さいギヤに変わる。ロードバイクとクロスバイクで形状は違うものの、原理は同じだ。また、変速はペダルを回してチェーンが動いている時にしか出来ない。信号待ちなどで止まった状態で変速レバーだけを押し込んでしまうと、変速機を壊してしまったり、時には変速ワイヤが切れることもあるので注意しよう。

  

実際に走ってみよう! グループライドの注意点

 

■手信号

自転車の手信号。自動車教習所の教本に載っていたかな?というぐらいで、一般のひとは知らないのがほとんど。しかし、スポーツサイクルで街中を走るときには必須のスキルだ。自転車は道路交通法では「軽車両」に分類され、いわゆる原付オートバイとほぼ同格。ゆえに、曲がったり止まったりするときにはウインカーのかわりに手信号を出す必要がある。もっとも、片手運転になってしまうため、安全性を犠牲にしてまで長時間出す必要はないし、片ブレーキなら後輪にしたいので手信号は原則的に右手で。なお、「止まれ」は相手(クルマ、後続のライダー)に手のひらを見せる。これは世界共通だ。

 

また、路上駐車のクルマをよけるようなときは、後方を振り返ること。クルマが来ていないか確認。もし来ていたらドライバーと目を合わせると確実。手信号と併用することでコミュニケーションが出来る。道路の上でも結局はひと対ひと。コミュニケーションが大切だ。

とはいえ、最初は振り返ることすら怖いと思うので、河川敷などで練習して、出来る範囲からスタートしたい。

 

■今回のように、大人数で車道を走るときには以下のポイントにも注意したい。

 

1. スピードにもよるが、前のライダーとの車間距離は"バイク1台分"までにしたい。それ以上開けてしまうと、左折したいクルマに割りこまれる可能性が高まるのでかえって危ない。また、前のライダーの後輪と自分の前輪が重なるようでは近すぎる。前のライダーが不意にラインを変更したときに転ぶ可能性があるからだ。

 

2. 前の人の動きに惑わされず、信号や一時停止などの交通法規に従って走ろう。前の人が交差点を抜けてしまったからといって、焦ってついて行く必要はない。

乗りながら美しくなるための3箇条

 

1. サドルを高くする

スタートして10kmほど走ってみたら、サドルを高くしてみる。サドルに座ったときに地面に片足がつま先立ちになるくらいの高さだ。本来の適正位置はここか、さらに高い。最初は怖いかもしれないが、慣れてしまえばこちらのほうが快適だ。

 

2. つねに軽めのギヤで走る

ギヤの選択は、ペダルがくるくる回るくらいの軽さ。これによって、筋肉よりも心肺に負荷をかける運動になる。逆に重いギヤばかり踏んでいるとどんどん脚が太くなってしまう。たとえるならば、重いギヤは陸上の短距離選手。短時間で大きな負荷をかけるので、筋肉が大きくなる。軽いギヤならば、マラソン選手のような細くて持久力がある筋肉を手に入れられる。これが美脚につながるのだ。

 

3. ペダルは正しい位置で踏む

ペダルは足の"拇指球"で踏む。拇指球とは親指のつけねだ。そこをペダル真ん中の軸の真上に置いてペダリングしよう。ハイヒールで歩く時をイメージするとわかりやすいだろう。

 

また、スポーツバイクに乗ることで引き締め効果が期待できるのは脚だけじゃない。

 

・二の腕シェイプ

小指と薬指に力を入れることで、二の腕に力が入る。よってシェイプアップされる。逆に親指に力を入れてしまうと腕の内側が緊張し、男らしい力こぶができてしまう。

 

・ウエストシェイプアップ

腕を突っ張りすぎると、腕や肩がこってきてしまう。なので、おへその下にある”丹田”に力をいれて走ることで、長時間のサイクリングもこなすことができるようになる。重心がいい位置に来るという効果もある。ヨガをやっている人はわかりやすいだろう。

 

イベント終了後に参加者に集まってもらい、今日の感想を聞いた

 

ユキコさん:「スピードを出して走ってみて、自信になりました。一人で街中を走るのは怖くて、今までずっと歩道をゆっくり走るだけだったんです。でも、こういうイベントに何度か参加することで車道を走る練習にもなるよ、っていうのを聞いて。今日もあんな御堂筋を走ったし。数をこなすと慣れるのかな~と思いました。」

 

馬場さん:「一人だけみんなから遅れてしまっても、ずっとスタッフの人が付いていてくれるのは有り難いです。やっぱり一人で行くのは不安で、友達を誘ってきました。自転車も普段そんなに乗っているわけでもないし。距離(30km)を見てちょっとビビリが入って、乗りたいな~とは思うけど、なかなか一人では不安だったので。」「街乗りよりは一歩先に、って感じです。クルマでドライブをするのが好きなので、クルマじゃなくて自転車でも行けたら楽しいな、と。」

 

ミユキさん:「右曲がります、左曲がりますっていうのは、今日もなかなかパッとは出なかったんですけど、でも、『危ない!来ないで!』っていうときは、『寄るな!』って感じでできました(笑)。そうしたら、タクシーの人も、『あぁ。はいはい』って感じで止まってくれたので、これからも使うだろうなと思います。最低限これ(止まれ、の手信号)だけは、ね!命を守るために!」

 

 

あなたの「?」に答えます! スポーツバイク入門塾!

あなたの「?」に答えます! スポーツバイク入門塾! 最終回

 

問い合わせ先

協力●ジャイアント
http://www.giant.co.jp