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オメガファルマ・クイックステップ始動

ベルギーの人気チームはベロドロームのイベント形式チームプレゼンテーションで、ファンと一緒に新しいシーズンを迎えた
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Photo: ? OPQS / Tim de Waele

チームプレゼンテーションはチケット完売!

エディ・メルクスの名を冠したゲントのベロドロームで、ベルギーのUCIプロチーム、オメガファルマ・クイックステップが、今年もイベント形式のチームプレゼンテーションを開催した。

今年で2年目になるこのチームプレゼンテーション・イベントは、入場チケットが完売になる人気ぶりで、ベロドロームのトラックで繰り広げられたショーを1700人のファンが堪能した。

所属選手たちの紹介は、選手がトラックを走りながら行われた。チームの要であるトム・ボーネンが紹介されると、ベロドロームには大歓声が響き渡った。彼はチームプレゼンテーションの余興で行われたトラックレースで、チームメートたちを打ち破って優勝した。

 

「昨年の苦しい闘いのあとだから、こういったイベントでシーズンを始められるのは本当にうれしいね」と、ボーネンは語った。

「ボクは去年よりも好調で、うまくやっている。だからチームプレゼンテーションの間も、観衆のためにずっと笑っていられる。イベントの1つでも勝てたからね。それはボクにとって好感触だ」

ボーネンはこのチームプレゼンテーションが、選手としての義務ではないと感じているとも語っている。

「これはスポンサーやファンのためにやらされているショーではないと思う。ボクは心に残るような観衆の前で、こうしていることを本当に楽しんでいた。チームプレゼンテーションというものは、時に退屈だけど、これは違ったね。ボクたちも、ファンも、メディアも、VIPも、ここではみんながすごく楽しんでいたよ」

 


今季、オメガファルマ・クイックステップには30選手が所属。フランスの人気選手、シルバン・シャバネルやスロバキアのペーター・ベリッツはチームを離れたが、コロンビア人のリゴベルト・ウランという、ステージレースの総合成績が狙える選手を獲得した。この他にもレディシャック・レオパードからヤン・バークランツ、バカンソレイユ・DCMからトーマス・ドヘントとウォートル・プールス、そしてベルキンからオーストラリア人のマーク・レンショウも加入している。

 

[オメガファルマ・クイックステップサイクリングチーム(ベルギー)]

ジュリアン・アラフィリップ(フランス/ネオプロ)

ヤン・バークランツ(ベルギー/レディシャック・レオパード)

トム・ボーネン(ベルギー)

ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア)

マーク・カヴェンディッシュ(英国)

トーマス・ドヘント(ベルギー/バカンソレイユ・DCM)

ケビン・ドウィールト(ベルギー)

アンドリュー・フェン(英国)

ミハウ・ゴワシュ(ポーランド)

イルヨ・ケイス(ベルギー)

ミハウ・クウィアトコウスキー(ポーランド)

ニコラス・マース(ベルギー)

トニー・マルティン(ドイツ)

ジャンニ・ミールスマン(ベルギー)

セルジュ・パウエルス(ベルギー)

アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)

ウォートル・プールス(オランダ/バカンソレイユ・DCM)

マーク・レンショウ(オーストラリア/ベルキン)

ピーテル・セリー(ベルギー)

ヒールト・スティーフマンス(ベルギー)

ズデネク・シュティバル(チェコ)

ニキ・テルプストラ(オランダ)

マッテーオ・トレンティン(イタリア)

リゴベルト・ウラン(コロンビア/スカイ)

ペトル・バコッツ(チェコ/ネオプロ)

ギヨーム・バンケイスブルック(ベルギー)

ステイン・バンデンベルフ(ベルギー)

マーティン・ベリッツ(スロバキア)

ジュリアン・ブルモート(ベルギー)

カルロス・ベロナ(スペイン)

 

●チームマネージャー:パトリック・ルフェーブル

●監督:ウィルフリート・ピーテルス

●助監督:ダビデ・ブラマーティ、ブライアン・ホルム、ヤン・シャフラト、トム・スティールス、リック・バンスリック