トピックス

リドレー・ヘリウムSL 徹底インプレッション!

リドレー2014年モデル徹底試乗、第3弾は「ヘリウムSL」。リドレー軽量ラインナップのフラッグシップモデルであり、既存モデルよりさらに軽く、かつ剛性をもたせた仕上げとなっている。

 

 

text:ナカジ photo:和田やずか

生まれ変わったリドレーの山岳王

変更点を見ていくと、ヘリウムのシートポストがインテグレーテッドタイプだったのに対してノーマルポストを採用。フレームに使用するカーボンの弾性率も30tから24tだったものが、60tから40t、30tまでと、より弾性率の高いものに変更されている。

 

カタログスペックを読めばこのような成り立ちだが、実車をよく見てみると、それ以上に細かく仕様変更がなされている。

 

まずフォークの形状が変更されている。そしてダウンチューブとトップチューブを見てみると、ヘリウムでは丸断面だが、ヘリウムSLではダウンチューブが台形。トップチューブは四角形断面に変更されている。シートステーはより細身になった。厚みはあまり変わらないが、幅がシェイプアップされている。

 

実際に走り出してみると、そのフィーリングはノーマルヘリウムをさらに鋭くしたような味付けだ。踏み込んでいったときの反応がよりダイレクト。タメが少なく、ペダルへの入力に対してすぐにバイクが前に出て行く印象だ。

 

その分、荒れた路面状況もダイレクトに伝えてくる。路面の悪いところを低速で走っていると、そのシビアさが気になってしまうが、スピードが出ていれば段差をつないで走り抜けていけるように設計されていると思う。

 

個人的には、もっと脚力があれば、こいつの性能を最大限に生かすことができたのに・・・と少しばかり悔しい思いをさせられた試乗だった。短時間で勝負が決まるヒルクライムレースをターゲットにしている人や、打てば響く反応の早いバイクを求めている人の願いをかなえてくれる好戦的なフレームだ。

 

リドレー・ヘリウムSL

RIDLEY HELIUM SL

フレームセット価格 36万6900円

 

■ヘッドチューブには下ワンに1.5インチではなく、1-1/4インチを採用することで剛性と軽さを両立している。

 

 

 

■BBはプレスフィット30を採用。重量増加を抑えつつ、パワーの伝達効率を損なわない設計となる。

 

 

■リドレー軽量モデルのアイデンティティでもある極薄のシートステーは健在。乗り心地の向上にも貢献。

 

問い合わせ先

ジェイピースポーツグループ
075-925-5700
http://www.jpsg.co.jp/